「ぐっとくる題名」 ブルボン小林

  • 「警察の人」「うちの会社の人」など、友人というほどの知り合いでもなく、しかしまるで関わりを持たないわけでもないとき、それは「○○の人」となる。
  • 漫画家のつげ義春の「つげ義春全集」の最終巻には自筆年譜が入っており、後年になるほど寡作になっていく。その中に「スーパーマリオブラザーズ2をクリアする」とだけ書いてある年がある。
  • ビートルズの「Nowhere Man」という曲は「ひとりぼっちのあいつ」という邦題がついているが、映画「イエローサブマリン」では、同じ曲を「意味なし男」と訳している。
  • ニュートンがメイドにゆで卵の作り方を教わって「卵を手に持って時計をゆでた」というエピソードがある。
  • クラーク博士の「Boys, be ambitious」は北海道を去るときに、見送りに来た学生たちが泣き出したのを見て言って言葉で「君たち、メソメソするなよ」というぐらいの意味だった、らしい。
  • 高校の体育のサッカーで、しばらく敵チームにも審判にも自分たちのチームのメンバーが12人いることに気づかれなかった。何かの集いで、その人数が多い(少ない)ことは気づくのに時間がかかる。
  • シャーロック・ホームズシリーズの短編の題名「三人ガリデブ」
  • リドリー・スコット監督の映画「エイリアン2」は原題では「ALIENS」。
  • 黒田硫黄の「海に行く」という短編マンガで主人公が古本屋で「ザ・先生ション!」という実際に存在する漫画を手にとるシーンがある。主人公の独白は「読まないほうが面白い漫画もある」。