「決死圏SOS宇宙船」
- 義眼を銃のような映写機に差し込むことで記録した画像を壁に映す
- 「宇宙開発連合の第67回定期会議を開催します」
- 義眼をワイングラスに入れて並べる
- 「惑星に着陸したのか?」「不時着した」「地球にね」「惑星にだ」「しかし、ここは地球だぞ!」
- 「地球を出て、二十日後に戻った。不時着した。新しい惑星に行って帰るには40日かかる。二十日で帰るには、途中で戻るしかない!」「戻ってはこなかった」「何故? 何故だ!(リフレイン)」
- 「大佐の返事から二つの可能性が考えられる。一つは、大佐が飛行を中止して、引き返した。もう一つは大佐は新しい惑星についたと心から信じてるのかもしれん。そして、ここが地球だと知って私達以上に驚いてるのかもしれん」
- 二十日でついて地球はすべて左右が逆。字も時計も裏返しになってる
- 「鏡の中にもウェッブ所長とロス大佐がいます。ここには四人の人間がいる。所長が二人に私が二人です。地球と惑星の間には物理的な関連があるということが言いたいんです。お互いに相手を映しあっています。しかし、両方とも影じゃない。実存するんです。地球ともう一つの地球に同じ人間がいるわけです。私とあなたとは三日前まで会った事も無かったんです」
- 元の地球に戻ろうとして着陸に失敗。関係者はみんな死に、ウェッブの妄想と言うことにされる。幻聴でロスの声を聞いたウェッブは車椅子を走らせて鏡に激突する。